土地を貸すメリット・デメリットは?地代相場の求め方も解説!
土地活用のひとつとして、第三者に貸し出して地代を得る方法が挙げられます。
使用していない土地を貸したいと考えているものの、どのようなデメリットがあるのかがわからずに、あと一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は土地を貸すメリットやデメリットにくわえ、借地契約の種類、地代相場の調べ方について解説します。
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土地を貸すメリット・デメリット
土地を第三者に貸すもっとも大きなメリットは、定期的に安定した収入が得られる点にあります。
地主自ら土地上に建物を建てる必要はないため、初期費用や維持費をかけずに活用できるところもメリットといえるでしょう。
ただし借地契約は数十年単位に及ぶため、自身が土地を使いたいと考えても返還してもらうのが難しいデメリットがあります。
また、土地上に賃貸物件を建てて家賃収入を得るよりも収益性が低い点も、デメリットのひとつです。
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土地を貸す際に締結する借地契約の種類
土地を第三者に貸す際に締結する借地契約には、普通借地契約と定期借地契約の2種類があります。
普通借地契約の契約期間は30年以上であり、期間が満了しても契約が更新できる点が特徴です。
地主側に土地を利用するなどの正当な理由がない限り、契約更新を拒むことはできません。
一方、定期借地契約の契約期間は、一般定期借地権なら50年以上と普通借地契約よりも長く設定されますが、契約期間の満了をもって土地を返還してもらえる点がメリットです。
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土地を貸す地代相場の調べ方
土地を貸すにあたり、地代(賃料)をいくらに設定したら良いのかがわからない方も多いでしょう。
地代相場の調べ方には、積算法・賃貸事例比較法・収益分析法・公租公課倍率法があります。
積算法は更地価格に2%ほどの期待利回りをかけ、それに税金などの必要経費を上乗せして相場を算出する方法です。
賃貸事例比較法は周辺の土地賃貸借契約の事例を参考にして地代を求める方法ですが、形状や立地によって地代は大きく異なることから、正確性に欠ける点は否めません。
収益分析法は、貸し出す土地上に賃貸物件を建てた際に得られる収益から地代を導き出す方法です。
公租公課倍率法は土地に課される固定資産税と都市計画税の合計額を3~5倍にした金額を地代に設定する方法で、もっとも算出しやすいといえます。
ただし、いずれの方法にしても正確な地代を算出するのは難しいといわざるを得ないため、適切な地代を設定したいと考えているのであれば、専門家に鑑定を依頼するのがおすすめです。
まとめ
使用していない土地を第三者に貸し出せば定期的に地代収入を得られますが、一方で土地が返ってこない可能性がある、賃貸経営と比べて収益性に欠けるデメリットが存在します。
また、適正な地代を設定するのは個人では難しいため、専門家に依頼することをおすすめします。
私たち「佃不動産」は、さいたま市大宮区エリアを中心に不動産の売却をサポートしております。
土地や建物に関することで何かご相談がありましたら、初歩的な事でもご遠慮なくご相談ください。
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