空き家を売りたい！更地とそのままの状態どちらが良い？

相続や住み替えなどで空き家を所有している方のなかには、売却を検討している方もいるのではないでしょうか。
しかし空き家の状態によっては、そのままの状態で売るべきか更地にするべきか迷ってしまうこともあるかも知れません。
ここではさいたま市大宮区エリアで空き家を売りたいと考えている方に向けて、空き家を「そのままの状態」と「更地」にして売りたいときのメリットやデメリットについてご紹介します。

空き家を売りたい！家をそのままで売却するメリットとデメリットとは？

国土交通省で定める空き家の定義をまとめると「居住世帯がなく年間を通して人の出入りがない未利用の建物と工作物」ということになります。
つまり一年以上ライフラインの利用もなく、手入れのために人が出入りしていない家のことを「空き家」と定義しているといえるでしょう。
このような空き家は建物部分が老朽化していることも多く、売却にはいくつかの方法が考えられます。

• 家の状態が良い場合に「中古住宅」として売却する
• 家の状態が悪い場合に「古家付き土地」として売却する
• 家の状態が悪い場合に「更地」にして土地として売却する

上記のように空き家の状態によって、売却の方法を検討すると良いでしょう。
一般的には築20年以上の家であれば「古家付き土地」として売却するケースが多いようです。

家をそのままで売却するメリット

空き家をそのままの状態で売却するメリットの一つに解体の手間や費用がかからないということが挙げられます。
また買主にとっては家が残っていることで、購入時に金利の安い住宅ローンを利用できるため売却しやすいのもメリットです。

家をそのままで売却するデメリット

中古住宅として売却する場合、家の状態によっては買主が見つかりにくく売却に時間がかかることがあります。
また、古家付き土地として売却するケースでは解体費用を見込んだ価格を設定するため価格が相場より安くなってしまうのもデメリットといえるでしょう。

空き家を売りたい！更地にして売却するメリットとデメリットとは？

一方、家の状態が悪いなどの理由で「更地」として売却するときにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

更地にして売却するメリット

家を解体し更地で売却するメリットとしては、買主が解体費用の負担なくすぐに建築を進められるなどの理由から、買主が見つかりやすく早く売却できる可能性が高いことが挙げられます。
また古い家を解体することで、空き家のトラブルがなくメンテナンスが不要なこともメリットといえるでしょう。

更地にして売却するデメリット

一方で更地にするために必要な解体費用がかかることはデメリットといえます。
さらに家を解体することによって、固定資産税が高くなってしまうため売却が長引くとコストがかかってしまう点も注意が必要です。

まとめ

空き家を売りたいときには家の状態によって、そのままで売却するか更地にするかを慎重に検討する必要があります。
それぞれのメリットやデメリットを考慮して、所有している空き家に合った売却をおこなうのがおすすめです。
私たち「佃不動産」は、さいたま市大宮区エリアを中心に不動産の売却をサポートしております。
土地や建物に関することで何かご相談がありましたら、初歩的な事でもご遠慮なくご相談ください。